ヨハネ・パオロ1世、テレビドラマ化
ネーリ・マルコレ演ずるヨハネ・パオロ1世(右)
ヨハネ・パオロ一世の生涯が、Rai でテレビドラマ化される(コリエレ・デッラ・セーラ、6月6日)。
番組名は、《Papa Luciani. Il sorriso di Dio》(ルチャーニ教皇ー神の微笑み)。
アルビーノ・ルチャーニが教皇ヨハネ・パオロ1世になる前、ヴェネツィアの総大司教だったとき、ファーティマに信者とともに巡礼をした。
聖母マリアの出現を見たという三人の羊飼いたちの唯一の生き残り修道女ルチーアと面会すると、彼女は、ルチャーニ総大司教を見るなり Santo Padre (教皇への呼びかけ)と彼を呼んだ。総大司教はうろたえた。
アルビーノ・ルチャーニは1978年教皇に選出されるが、わずか33日で、突然亡くなる。心臓病と言われたが、政治的犯罪の可能性も疑われている。
というのも、ヨハネ・パオロ一世は、ヴァティカンの財政(当時、マルチンクス大司教にゆだねられていた)の根本的な見直しを考えていたからだ。
真相は謎につつまれたままである。
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