公共工事、中止のおそれ
ディ・ピエートロ大臣
イタリア自動車道路公団による大きな公共工事および鉄道工事は、政府の赤字のため、8月には中止に追い込まれる可能性が出てきた(コリエレ・デッラ・セーラ、5月30日)。
中止のある大きな公共工事は、サレルノーレッジョカラーブリア間の高速道路、ローマ大環状道路(三車線への拡張が、中止に追い込まれるおそれあり)、ヴェネツィアの対岸のメストレの道路、そして、トスカーナ地方の高速鉄道の工事である。
8月には、工事中止となる可能性がある。アントニオ・ディ・ピエートロ大臣の発言である。同インフラ整備大臣によると、財務省には、道路であれ、鉄道であれ、工事のための金がない。
不足額は全体で40億ユーロにのぼる。
ではどの工事が中止のリスクがあるのか? 「すべて」であると、Anas (Azienda Nazionale Autonoma delle Strade イタリア自動車道路公団)の代表取締役であるヴィンチェンツォ・ポッツィは答えた。
Anasは工事を中断しないためには、11億から12億ユーロが欠如しているという。
鉄道に関しても状況は同様で、40億ユーロが必要なところ、30億ユーロが不足している。
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