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2006年6月25日 (日)

マフィア、45人逮捕

Piero_grasso 全国マフィア対策検察庁総長ピエロ・グラッソ

シチリア・マフィアのボスが45人逮捕された(コリエレ・デッラ・セーラ、6月21日)。

逮捕のきっかけになったのは、4月11日に逮捕された大ボス、プロヴェンツァーノが使用していた暗号と、その暗号を用いた手紙(指令書)の解読だった。

マフィアのトップにいたのは、25年前と同じメンバーだった。警察の手入れは、52人の逮捕状をとり、45人の地区のボス(capomandamento) および幹部を逮捕した。

この作戦(ゴータ作戦と呼ばれている)は、マフィアの抗争がパレルモで勃発するのを未然に防ぐために実施されたと、全国マフィア対策検察庁総長ピエロ・グラッソは話している。

現在、大ボスのプロヴェンツァーノに代わって地区のボスたちを仕切っているのは、三頭体制で、ニーノ・ロトロ(刺客)、アントニーノ・チナ(トト・リーナの医者)とフランチェスコ・ボヌラである。

シチリアの州都であるパレルモは7つの地区(mandamenti)に分けられ、それぞれの地区は複数の組長(capifamiglia)によって支配されている。

7つの地区とは、パリアレッリ、サン・ロレンツォ、ボッカディファルコ、ポルタ・ヌオーヴァ、ノーチェ、ブランカッチョ、レスッターナである。

今回未然に防がれたとされるマフィアの抗争は、ロトロと最もおそれられている潜伏者サルヴァトーレ・ロ・ピッコロの間の戦いである。

きっかけは、25年間シチリアからニューヨークに「亡命」し、ガンビーノ一家と取引をしていたインゼリッロ一家の帰還であった。ロ・ピッコロは賛成したが、ロトロとボヌラは反対したのである。

政治家では、シチリア州議会の議員ジョヴァンニ・メルカンダンテ(フォルツァ・イタリア党)が、チナとの関係を持っていたらしい。

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