非正規雇用は増えていない?
ビアジ法で、非正規雇用が増加していると非難する人は、非難の対象を誤っている。データからは、2001ー2005年に、期限付き契約の割合は、安定している(コリエレ・デッラ・セーラ、4月22日)。
データは、ISTAT(政府中央統計局)によるもので、解析は、ミラノ国立大学教授(労働法)のピエトロ・イキーノによる。
イキーノによると、ビアジ法によって150万人の雇用が増えた(ベルルスコーニ政権の主張)というのも、ビアジ法によって非正規雇用が増えた(中道左派の主張)も、データからは支持し得ないものとなる。
Istatのデータは2つのことを我々に示している。1つは、雇用の増加は、1998年に開始し、2001年の2,6%増でピークに達し、2002-2005年はそれほどでもない。もし、法律と雇用増加との一致を言うのであれば、1997年の「パケット・トレウ法」の方がビアジ法よりも連動している。
2番目は、期限付き雇用はー12%から14%へと約2%増加ーベルルスコーニ政権(2001-2006年)に増加したのではなく、1990年代に増加したのである。
問題なのは、非正規雇用が長期にわたる人が出てきたことだ。2005年に正規雇用の人は63,4%、非正規雇用は10,8%なのだが、2004年に仕事がなかった人に限定すると、正規雇用は39,4%に減り、非正規雇用は、40,5%に跳ね上がってしまうのである。
イキーノは、それは、労働者個人の生産性の格差が拡大し、企業側も待遇の格差を広げているという問題なのだという。
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