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2006年5月24日 (水)

プローディ首相、上院で信任される

大統領から首相に任命されたプローディは、上院での信任投票が可決された(コリエレ・デッラ・セーラ、5月20日)。

上院の投票者は、320人。議決票数は、161(過半数)。投票結果は、賛成165、反対が155。慣習にのっとって、上院議長のフランコ・マリーニは投票に参加していない。

ここで話題となったのは、終身上院議員7人が全員、賛成に回ったことだ。

前日、シルヴィオ・ベルルスコーニは、「終身上院議員は、信任投票に参加すべきではない」と警告したのである。しかし、7人の終身議員は賛成票を投じた。

投じる際に、中道右派の議員たちからブーイングの声が起こったのである。議長のフランコ・マリーニが、投票へのコメントは控えるようにと、一度ならず制するほどであった。

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コメント

ほんと、あれはひどかったですね。ブーイング。。。しかもそれが裏目に出て、前回ベルル側に投票した終身上院議員のコッシーガに「君のときは上院の信任が二票足りなくて、私を含む三人が投票してやっと内閣信任されたのに、だれも文句を言ったりしなかった。(わきまえなさい!)」なんて言われちゃったり。。。

でも、それでも、あの票は間違っているといってましたけど。まあ下院でも信任されちゃいましたからねぇ。どうなるんでしょう。

投稿: yossy | 2006年5月24日 (水) 07時57分

適切なフォローありがとうございます。
コッシーガは、実は他の終身上院議員に投票の際に退場していようと申し出たらしいですね。すると、アンドレオッティとスカルファロからはっきり拒絶された、彼らは投票したいと考えたわけですね。
もしかすると、ベルルスコーニは、メディアで話題になることが目的なのかもしれませんね。ああいう人にとっては、話題にされない、存在感が薄れることが最も嫌なのかもしれません。

投稿: panterino | 2006年5月24日 (水) 22時00分

そうなんですか。コッシーガの投票辞退のはなしは知りませんでした。しかしベルルは、まだ負けていないと本気で言ってること自体変ですものね。やっぱり注目を集めたいわけですよね。。。
というよりも、今となってはまじでやばいですからね。お金持ちのための節税対策がすべてパーになりそうだし。税金あがる!って自分の税金がというのを省いているだけだし。

しかし話題の絶えないイタリア政界。昨日はANの上院議員が家庭大臣をレズよわばりしちゃうし。まあ、彼女さらっとかわしていましたけど。いったいこの国は。。。と思う今日このごろです。

投稿: yossy | 2006年5月25日 (木) 08時09分

そうですね。以前、知り合いの法律の専門家から聞いた話では、ベルルスコーニ政権のもとでの立法は、かなり(ベルルスコーニ)個人のための法律といった色彩が強いものが、いくつもあったみたいです。
税逃れとか、不逮捕特権のための法律とか、メディア独占とか大きな問題がたくさん彼をめぐってはありますね。
ANの上院議員の暴言は、リーダーのフィーニがすぐにそれを愚かな言動であるといい、ビンディに謝ったことだけが救いといえば救いですね。
ビンディが有能なので、男性優位社会を突き崩される恐怖を感じたのでしょうか?

投稿: panterino | 2006年5月26日 (金) 00時43分

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