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2006年5月29日 (月)

「ビンディはレズ」発言で非難の嵐

国民同盟(AN)の上院議員マウリツィオ・サイアが、ロジー・ビンディ家庭大臣がレスビアンであり、家庭大臣にふさわしくない、という趣旨の発言をし、左右両陣営から、反発の嵐を呼んだ(コリエレ・デッラ・セーラ、5月24日)。

サイア議員は、ヴェネト地方の民放 Canale Italia の Notizie oggi という番組で、「私は、これは秘密ではないと思うし、レスビアンに対して反対ではないが、ロジー・ビンディがレスビアンであることは、はっきりさせるべきだと思う。それゆえ、政治的には、私には、ロジー・ビンディが家庭大臣の職務を引き受けるのは正しいことと思えない。彼女は、家庭については何も知らないのだから」と発言したのである。

ビンディ大臣からの反論が、すぐさま皮肉たっぷりにかえってきた。「サイア上院議員には申し訳ないけれど、個人的選択で、結婚することは断念したけれど、私は男の人が好きです。礼儀正しく、女性に敬意を払い、知的で、できることなら、ハンサムな人が。こうした資質を、国民同盟の上院議員はお持ちでないけれど」と答えたのである。

怒りの声は、議会のあらゆる会派からあがった。国民同盟のフィーニ党首は、モンテチトリオ宮の中庭に、直接おもむき、ビンディに謝罪したあと、「サイア上院議員は、あほう(imbecille)だった」と語ったらしい。

同じく国民同盟の女性議員代表のダニエラ・サンタンケもビンディ大臣への連帯を表明した。

左派はさらに厳しく、マルゲリータ党のピエルルイージ・カスタニェッティは、「謝罪では不十分だ、国民同盟がどんな懲罰的措置をとるか待つことにしよう」と述べた。

さらに、左翼民主(党)のフランコ・グリッリーニ下院議員(ホモセクシュアルであると明かしている)は、挑戦状をたたきつけた。「われわれは、ロジー・ビンディがレスビアンでないことを知っている。もしそうだとしても、そう述べることに問題はないだろう。その反対に、国民同盟のホモセクシュアルの議員は、それを隠さざるをえず、二重生活を強いられている。サイアは、どうして彼らの悲劇については語らないのか?」と噛みついた。

左翼民主(党)の厚生大臣リヴィア・トゥルコは、「政治論争がここまで下品になるなんて思ってなかったわ」と驚きをかくせぬ様子。

サイアは、一日中、釈明の連続であったが、あまり効果はなかったようだ。

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