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2006年5月14日 (日)

ユヴェントゥス、審判疑惑とGea

ユヴェントゥスの総監督ルチャーノ・モッジが審判に働きかけを行った疑惑がもたれているが、その背景に選手のマネージメント会社Geaがあるようだ(コリエレ・デッラ・セーラ、5月7日、9日)。

ユヴェントゥスの総監督(direttore generale, 日本ではGM:ジェネラル・マネージャーと報道されている)ルチャーノ・モッジは騒動の中心人物と言えるが、その息子アレッサンドロ・モッジは、マネージメント会社 Gea World S.p.A. の会長である。

Gea World S.p.A. は、アレッサンドロ・モッジとフランコ・ザヴァリアの Football Management とアンドレア・クラニョッティ(食品会社チリオとラツィオの元会長セルジョ・クラニョッティの息子)とフランチェスカ・タンツィ(パルマラットの元社長の令嬢)の General Athleetic が合併して出来た。

こうして出来た Gea の32,4%を General Athletic が支配しているのだが、キアラ・ジェロンツィが General Athletic の72%を保持しているのだ。キアラ・ジェロンツィは、大銀行Capitalia の会長チェーザレ・ジェロンツィの令嬢である。

Gea はサッカー選手(ミランのネスタ、ユヴェントゥスのムトゥ、インテルのマテラッツィ、ラツィオのリヴェラーニなど)をはじめ、監督、その他のスポーツの選手など約200名のマネージをしている。

取り調べは、ユヴェントゥスのルチャーノ・モッジだけでなく、Geaのアレッサンドロ・モッジ、リッカルド・カッレリ、フランコ・ザヴァリア(トッティの元マネージャー)、キアラ・ジェロンツィ(彼女の弁護士は、取り調べを否定している)にも及んでいる。

Gea World も審判に働きかけていたのではないかという疑惑がもたれているのである。Gea はサッカー界であまりにも大きな力を持ちすぎたのかもしれない。

現在、捜査(盗聴を含む)は、4人の審判、マッシモ・デ・サンティス、ステーファノ・ファリーナ、ルーカ・パランカ、マルコ・ガブリエーレにも及んでいる。

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