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2006年5月18日 (木)

ボッチョーニ、テレビ・ドラマに

RAIが未来派の画家ボッチョーニを主人公とするテレビ・ドラマを製作した(コリエレ・デッラ・セーラ、5月12日)。

タイトルは 《青春の色ー未来派》 というもので、監督はジャンルイージ・カルデローネ。ファシズムとの結びつきから、これまでどちらかといえば、避けられてきた題材に取り組んでいる。ボッチョーニを演じるのは、アンドレア・ディ・ステーファノ。

ドラマは、ボッチョーニと未来派の始祖マリネッティ(演じるのはエミリオ・ボヌッチ)を中心に描くが、ジーノ・セヴェリーニ、カルロ・カッラ、ジャーコモ・バッラも登場する。芸術への愛と論争、未来派宣言の誕生、そして、第一次大戦への参戦論が扱われる。

右派は、このドラマを歓迎しているが、左派の歴史家ルーチョ・ヴィッラーリは、未来派とファシズムとの関係は、外面的なものである、としている。グラムシが指摘しているように、ファシズムは反動的階級の産物であり、この運動に示唆される革命的な断絶をもたらすことはないからだ、とヴィッラーリ。

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