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2006年5月28日 (日)

Olimpia, Hopa との関係を清算

ピレッリ系の会社オリンピアは、投資会社Hopaとの関係を清算する(コリエレ・デッラ・セーラ、5月23日)。

オリンピアはテレコムの約18%を所有する会社だが、オリンピアの株式は、ピレッリとベネトン家の持ち株会社 Edizione Holding が大株主となっている。しかし、ブレーシャの投資会社Hopaもオリンピアの株を16%持っており、今回、その株を清算する、即ち、買い取ることになりそうである。

ピレッリと Edizione Holding は、いわゆる「キャッシュ・オプション」と呼ばれる方法を駆使して、テレコム・イタリアの18%を所有する会社オリンピアが分裂するのを回避する解決策をとった。

この方法であれば、テレコムの18%はそのままで、Pirelliと Edizione Holding のオリンピアの持ち分が増えることになる。ピレッリは、Hopa からオリンピアの12,8%を取得し、持ち分は70,4%へと上昇する。また、Edizione Holding は、3,2%を取得し、持ち分は、20%へと上昇する。

もともとオリンピアを4,7%ずつ持っていた Banca Intesa とUniCredito はオリンピアから離れる予定なので、今回の取引には絡んでいない。

株式の取得は、7月12日までに実施される予定で、取得価格は、5月31日のテレコム・イタリアの株式市場での価格をもとに決定される。

ちなみに、テレコム・イタリアもピレッリも会長は、マルコ・トロンケッティ=プロヴェラである。どうしてこうなっているかというと、2001年にピレッリとベネトンはオリンピアという会社を創設したのだが、それはオリヴェッティ買収するためだった。オリヴェッティは、テレコム・イタリアの株式を大量に取得していたからである。

つまり、ピレッリとベネトンは、オリヴェッティの買収を通じて、テレコム・イタリア(の株式、支配権)を手に入れたのである。

というわけで、ピレッリやベネトン (Edizione Holding) にしてみれば、オリンピアの所有比率は上げたくはあっても、下げたくはないのだろう。(Olimpia と Hopa については、2月14日の記事も参照してください。この記事のトラックバックをクリックして、「Olimpia とHopa離別か」、をクリックすると行けます。)

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