プロヴェンツァーノとチコリ
マフィアの大ボス、プロヴェンツァーノが、隠れ家で最後に料理をしていたのは、チコリだった(コリエレ・デッラ・セーラ、4月13日)。
チコリは、もともと自生しているのだが、菜園で栽培もする。葉先は、槍の穂先形で、苦い。
ギリシア人やローマ人も、薬効のため評価した。ヴィタミンやミネラルを豊富に含み、消化を助け、利尿作用を持ち、下剤作用もあり、肝臓機能を増進させ、浄化作用があるという。
ガレノス(129-200,ギリシアの医学者)によると肝臓によく、プリニウスによると腸によいのだという。現代のより散文的な医学によると、下腹部の蠕動運動を促進するのだという。運動不足の人の便秘に効くのである。
ベルナルド・プロヴェンツァーノは、チコリをゆで、フライパンでニンニクと唐辛子で炒めたものが好きであるとのこと。
チコリを愛したのはマフィアの大ボスだけではない。古代ローマの詩人ホラティウス、1944年にラヴァッロで過ごしたヴィットリオ・エマヌエーレ3世、さらには、1999年5月17日のイタリア・ドイツ首脳会談では、ヴィッサーニ(マッシモ・ダレーマお気に入りのシェフ)により、チコリにウニを添えたものが出されたという。
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