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2006年4月 5日 (水)

教皇、生命と婚姻は、交渉の余地なし

教皇ベネデット16世は、生命、家族に関する「原則」と、子供の教育の「自由」(学校を選ぶ自由)には、交渉の余地がないとする見解を明らかにした(コリエレ・デッラ・セーラ、3月31日)。

ラッツィンガー教皇は、ローマで開催されたヨーロッパ人民党の会議で発言した。イタリアへの直接的言及はなく、ヨーロッパ一般に言及したものだが、選挙期間中であり、イタリア人信徒への影響を意識したものと言えよう。

これに対し、野党の「深くカトリック」であるプローディは、教皇の呼びかけを干渉とは考えないし、教皇が、再度、「生命や家庭の価値を推進すべく、われわれのキリスト教徒としての良心に訴えかける」のに何の問題もない、としている。

「政治家」プローディは、その一方で、二つの但し書きを付け加えた。まず、「世俗国家は、われわれの連立の原点である」。第二に、教会の声は、疑いもなく、「合法的」であるが、「たがいの自立と自由」という文脈において、作用し、理解される。

事実婚に関しての中道左派の見解は、教会のそれとは異なるため、信者プローディと統治者プローディを峻別せざるをえないことがまま生じるのである。

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