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2006年4月 9日 (日)

ベルルスコーニ、選挙民を侮辱

ベルルスコーニ首相は、自分の利益に反する勢力に投票するのは阿呆だと、多くの選挙民に対し侮辱ととれる言葉を吐き、中道左派は謝罪を求めている(コリエレ・デッラ・セーラ、4月5日)。

ベルルスコーニは、イタリア商業総同盟(Confcommercio)での演説で、「私はイタリア人の知性を信じているので、自分の利益に反する投票をする阿呆 (coglioni) が、こんなに沢山いるのが信じられない」と言い放ち、聴衆を驚かせた。

中道左派は、抗議をし、左翼民主党のファッシーノは、「もうこれは安酒場の言葉づかいだね」と切ってすてた。ローマ市長のヴェルトローニは、私はベルルスコーニとは反対に、中道右派に投票する選挙民に敬意を持っていると皮肉たっぷり。

これを受けてベルルスコーニは、あれは皮肉だったと述べ、さらに、イル・メッサジェーロ紙のフォーラムで、「左派に投票しなければならない人は、自分自身に反することをしている。これをマゾヒストと呼ばずして何と呼ぼうか?そう、マゾヒストと呼ぼう」とにっこり笑って結論づけた。

なぜマゾヒスト(マゾキスタ)と呼ぶかというとーベルルスコーニによればー「増税の党」を選ぶことになるからだ。

国民同盟のフィーニは、「(coglioneは)イタリア人10人のうち8人が使う隠語的表現である。fesso (馬鹿者)というようなものだ」と首相を擁護した。

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