イタリアの財政状況
イタリアの財政状況について、イギリスのファイナンシャル・タイムズ紙のドイツ人論説委員が、危惧の念を示した(コリエレ・デッラ・セーラ、4月18日)。
この論説委員は、ヴォルフガング・ムンチャウで、今回のプローディの僅差の勝利を最悪の結果とし、2015年以降、イタリアがユーロを離脱することもありうるとした。
イタリアの財政状況はどれくらい悪いのか。
累積赤字を国内総生産と比較すると、
2004年 103,8%
2005年 106,4%
2006年 107,4%(予想)
となっている。
累積赤字は、今年1月時点で、1兆5440億ユーロ(216兆円)で、2005年には、644億ユーロ(9兆160億円)の利子を払っている。
ちなみに日本の長期債務残高(国と地方を合わせる)は2004年度末で740兆円、国だけで570兆円となっている。
また、10年国債の利率は、イタリアが4,266%に対し、ドイツが3,951%。30年国債の利率は、イタリアが4,659%に対し、ドイツ4,223%となっている。
ファイナンシャル・タイムズは、イタリアの問題に関してはいつも手厳しい。プローディのスポークスマン、シルヴィオ・シルカーナは、市場は、われわれが実現する政策によって判断するだろう、とした。
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