« フォルリのマドンナ像、堂守の仕業か | トップページ | フェラーリ、今年初の勝利 »

2006年4月23日 (日)

ミラノ証券市場、続々新規上場

ミラノ証券市場に、今年、続々と新規上場が予定されている。ピレッリやピアッジョのような有名会社も含まれている(コリエレ・デッラ・セーラ、4月16日)。

新規上場が予定されている会社は年度末までに、20社が予定されている。

そのうち主なもの5つを挙げる。以下にあげる5社で、10億ユーロ以上の新規上場規模になる。

Saras:1962年に設立されたモラッティ家の会社。ヨーロッパの主要石油精製会社の一つで、2005年には、1440万トンの原油を精製し、52億ユーロの売り上げ。サッカーのセリエAインテルのオーナーであり、会長もモラッティ。公教育大臣でミラノ市長に立候補しているレティツィア・モラッティは夫がこの一族。

Api:Anonima Petroli Italianaの略。ガソリン・スタンドを展開。Eni (イタリア炭化水素公社)から IPというガソリン・スタンド網を買い取り、売り上げでは、イタリア一番、供給で三番目のガソリン・スタンド網となった。

Italtel: イタルテルは、テレコム・イタリアの子会社で、ネットワーク・ソルーションを提供する会社である。2005年の売り上げは、5億4580万ユーロで、2004年から2,9%の成長。利益は、610万ユーロから1370万ユーロへと倍増している。

Piaggio:バイクの世界4大メーカーの一つ。2005年の売り上げは14億5千万ユーロ。ロベルト・コラニンノが代表をつとめる持ち株会社 Immsi の支配を受けている。

Pirelli:世界第5のタイヤ・メーカー。12ヶ国に24の工場を持つ。160ヶ国に販売網をもつ。

こうした大会社だけでなく、一般にはその名を知られていないが、各セクターでは世界的に名を知られている会社も上場を予定している。医学関係のValsoia,化粧品の Intercos などがその一例であるが、年度末までには、20社以上が新規上場する見込みである。

|

« フォルリのマドンナ像、堂守の仕業か | トップページ | フェラーリ、今年初の勝利 »

コメント

けっこう志望度が高い、今受験中のメーカーもミラノに支社を持っているんです。イタリアの「経済」は、ミラノに集まっているかんじですか?

投稿: azusa | 2006年4月23日 (日) 22時42分

ある程度そうだと思います。
今、手元にはっきりと示す数字がないのですが、20世紀前半から、ミラノ・トリノ・ジェノヴァを囲む三角地帯で工業が発達してきました。近年は、エミリア・ロマーニャからヴェネト州にかけて、即ち中部・北東部が第三のイタリアといわれ産業活動が活発化しています。
また、ミラノの周辺およびポー川流域には、家具のブリアンツァ、靴のヴィジェーヴァノ、機械工業のベルガモ、眼鏡のベッルーノ、ニット製品のカルピなど中小産業の拠点が複数あります。
ミラノは大きな銀行もありますから経済の一大中心地ではありますが、一極集中というわけではないようですね(大銀行はトリノ、ローマにもあるわけです)。

投稿: panterino | 2006年4月24日 (月) 01時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/9720870

この記事へのトラックバック一覧です: ミラノ証券市場、続々新規上場:

« フォルリのマドンナ像、堂守の仕業か | トップページ | フェラーリ、今年初の勝利 »