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2006年3月19日 (日)

コリエレ紙の社説への反応

コリエレ・デッラ・セーラの社説(来る4月の総選挙で中道左派を支持する内容)に対する各陣営の反応が、すぐに出揃った(コリエレ・デッラ・セーラ、3月9日)。

ベルルスコーニ首相は、ご不満で、「コッリエーレ紙は、左派を支持する新聞だ。読者は、以前から、ウニタ紙(イタリア共産党の機関誌)に近いものを読んでいると思っていた」と発言。

フォルツァ・イタリア党のグレゴリオ・フォンターナは、同紙のボイコットを呼びかけた。「ミエーリ編集長は態度を明確にした。その点に関しー彼の選択は正当なものだがーフォルツァ・イタリア党の党員が、新聞スタンドで同紙の購読をやめるのも同様に正当なことだ」

北部同盟のロベルト・カルデローリの反応も厳しい。「ミエーリ編集長の介入は、審判である国民のくるぶしを蹴る反則行為のようなものだ。私はもうコッリエーレ紙を買わない」

国民同盟の党首ジャンフランコ・フィーニは、社説が、中道右派のうちベルルスコーニと他のリーダーを区別していることに関し、中道右派のなかに「不和の種をまこうとするとんでもない試み」であり、「罠にはまらないようにしよう」と呼びかけた。

同じ国民同盟のアドルフォ・ウルソは異なった意見で、「ミエーリが自紙の方針を明らかにしたのは良いことだ。読者は記事をどう読めばよいか分かる」とした。

同党のイニャーツィオ・ラ・ルッサは、「イタリアには言論の自由がある」と強調した。

一方、左翼民主(党)の書記長ピエロ・ファッシーノは、「コッリエーレ紙の編集長への連帯を表明したい」

ロマーノ・プローディは、「社説は、具体的事実に基づいている。積極的な選択肢は、中道左派の勝利しかないとし、イタリアを危機から脱することが出来るのは、政治的な二極対立の図式だとしている」

マルゲリータのリーダー、フランチェスコ・ルテッリは、編集長は、「透明で説得力のある立場を取り、わが国の市民層にも、安定的政府の必要性を認識している人々がいることを明らかにした」

共産主義再建党のファウスト・ベルティノッティは社説を評価し、他紙の編集長も態度を明確にするよう求めた。

中道左派でも、共和党やクレメンテ・マステッラのように言及されなかった勢力は、そのことが不満なようだ。

キリスト教民主連合は意見が割れている。ピエル・フェルディナンド・カジーニは、「イタリアには、まだ自由があることを示している」としながらも、「コッリエーレ紙は、人工授精に関する国民投票で立場を明らかにし、敗北した」

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