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2006年3月14日 (火)

カトリック信者と政治

カトリック信者と政治の関係を調べた世論調査が発表された。調査は、1600人が対象で2006年2月22,23日に実施(コリエレ・デッラ・セーラ、3月7日)。

カトリックといっても、規則的に教会のミサに行く人を、cattolici praticanti という。伊和辞典には、「毎日曜日にミサに出席する信者」とあるが、コリエレ・デッラ・セーラでは、週に少なくとも一回ミサに行くと自己申告している人としている。

そういったともかくミサに行く信者の割合は、

全有権者のうち           32%
中道右派に投票する人のうち   36%
中道左派に投票する人のうち   26%
決まっていない人のうち      33%
棄権したいと思っている人のうち 40%

それぞれの政党に投票した人のうち、ミサに行く信者の割合は、

キリスト教民主連合        65%
フォルツァ・イタリア        35%
国民同盟              30%
左翼民主(党)           26%
共産主義再建党          15%
マルゲリータ             41%
北部同盟              29%

自分が次のものと考える人のうち、ミサに行く信者の割合は、

左派                  17%
中道左派               31%
中道                  34%
中道右派               38%
右派                  30%
わからない・その他         42%

ミサに行くプラティカンティは、今でも全体の約3分の1いる。年長の人に多く、ということは、女性のほうが長命なので、女性に多い。しかし、数十年前に比べると大幅に減っている。

また、かつてと比べると、宗教的信念と、政治的選択の間の相関関係はずっと弱いものになっている。

とはいえ、ミサに行く信者は、中道勢力にとって、命運を左右するほどの塊であるから、ベルルスコーニが教皇に会う、会わぬ(どうやら、ベルルスコーニとカジーニは謁見を断念したようだが)が、世間を騒がせるのである。

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