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2006年3月20日 (月)

イタリアの新聞読者数

イタリアの新聞読者が4年前にくらべて150万人増加したことが、イタリア新聞協会(Federazione italiana editori giornali, Fieg)の調べで明らかになった(コリエレ・デッラ・セーラ、3月9日)。

この調査で、読者と言っているのは、購買する人のみならず、家族や友人、同僚の新聞を見せてもらう人も含んでいる。

イタリアの新聞読者は、2001年には、1949万6千人であったのが、2005年には、2094万6千人となり、約150万人増加している。

希望が持てるのは、若い読者が特に増加していること。14歳以上の読者は、2001年には38,9%であったのが、2005年には、41,7%に上昇している。また、18~24歳の若者が特に6,5%上昇している。

雑誌の読者も2004年にはわずかに減少したが、昨年は、3,4%、すなわち110万人増えた。買うか、買わないかは別として雑誌の読者はイタリア人全体の67,6%へと上昇した。つまり、3人に2人は、週刊誌か月刊誌を読んでいることになる。

新聞協会の会長ボリス・ビアンケリによると、イタリアの新聞は、アングロ・サクソン系に比較して、「質の高さ」があるという。

販売に関しては、ほとんど変化がない。2004年が0,4%増加で、2005年は0,1%の減少。販売に関する弱みは、定期購読者が少ないことで、わずか9%にすぎない。これは、スイス、フィンランド、デンマーク、ノルウェーが72~90%であるのに較べると、非常に小さい数字である(イタリア人は、町の新聞・雑誌販売所で、新聞を買うのが普通です)。

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コメント

日本みたいに家に新聞を届けてくれるほうが珍しいんですね。
わたしはオートロックのマンションの上のほうに住んでいて、エントランスにとりに行くことすら億劫と感じるほどです。なので、わざわざ買いに行かないと読めないとなると、新聞を読まなくなっちゃいます。

投稿: azusa | 2006年3月21日 (火) 00時38分

これは大都市のメトロなどで配っている無料紙は含まれていない数字なのでしょうか?

投稿: Shibano | 2006年3月21日 (火) 06時34分

azusaさん

日本だと、そうですね。ただ、週に一回、数ユーロ余計にお金を払うと、ヴィデオがついてきたり、DVDがついたり、本がついたりするので、新聞・雑誌販売店(edicola)に行く楽しみ?もあります。おまけによって、今日は、いつもと違う新聞も買っちゃう、あるいは一面トップの話題によって、余計に買うこともあります。

Shibanoさん

ご質問をいただいて調べたのですが、イタリアの無料紙すごいですね。主なものが Metro(国際的に展開している)85万部、Leggo 81万部、City 65万部で、一日平均では3紙あわせて200万部以上読まれていることになります(別の資料では一日平均は170万部強とあります)。
Leggoは Il Messaggeroと出版元が同じで、Cityはコリエレ・デッラ・セーラと出版元が同じですが、イタリア新聞協会のホームページでは存在が無視されています。ということからの推測ですが、無料紙はこの統計には入っていないと思われます。

投稿: panterino | 2006年3月21日 (火) 15時16分

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