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2006年2月14日 (火)

Unipol の株価上昇

Unipolの株価が上昇した。これまで買い占めてきたBnl銀行の株式をフランスのBnpパリバ銀行に譲渡し、大幅な譲渡益を得た(コリエレ・デッラ・セーラ、2月7日)。

UnipolはBnl銀行の株式を買い占め、株式公開買い付けをしようとしていたわけだが、イタリア中央銀行から許可がおりず、結局、その株式をパリバ銀行に譲渡することになった。そこで、6,98%の株価上昇の恩恵をこうむることになった。

こうして、Unipolは手元に大量の資金(30億ユーロ以上)を得ることもあって、Unipolの株価は上昇した。市場からは、Unipolが、次の一手として、どこを買収するのか、どこと提携するのかが注目されている。

有力なシナリオの一つはモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行(MPS)との提携を強化することだ。そして、Banca Popolare Italiana(イタリア国民銀行)を共同で、獲得することである。

ただし、モンテ・デイ・パスキの方は、UnipolがパリバへBnlを売却するにあたって、パリバが Finsoeという投資会社の4,5%を所有することになるのに不快感をしめしている。FinsoeはUnipolの32%を持つ大株主である。Finsoeに対する最大の出資者は、Coop系の持ち株会社Holmoで51%を持っている。

Unipolとパリバの話し合いで、HolmoがFinsoeの4,5%をパリバに売ることになり、そうするとパリバはFinsoeの理事会にポストを持つことになる。モンテ・デイ・パスキのジュゼッペ・ムッサーリもFinsoeの会長カンパイーニも、勝手にそんなことを決められては、ということでUnipolに説明を求めている。MPSとUnipolの関係がどうなるのかは、予断をゆるさない。

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