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2006年2月 9日 (木)

元検察官の立候補

1990年代の汚職捜査作戦Mani puliteを指揮した元検察官ジェラルド・ダンブロージョを左翼民主(党)が、上院議員候補として担ぎ出したことが話題を呼んでいる(コリエレ・デッラ・セーラ、2月3日、2月4日)。

ベルルスコーニ首相は総選挙が近づいたこともあって、左翼民主(党)攻撃を強めているが、ダンブロージョの立候補をもって、「赤い検察官」のいる証拠と息巻いている。

ただし、数の多寡の違いはあるものの、中道左派からのみでなく、中道右派にも、裁判官・検察官出身の国会議員は少なくない。

1994年から現在のところで比較すると、中道左派の場合、元裁判官・検察官で、選挙区で選ばれた議員、20名。比例選挙区などで直接選ばれていない議員、18名。

同じく中道右派は、選挙区で選ばれた議員、17名(そのうち2名は中道左派に移った)。比例選挙区などで直接選ばれていない議員、4名である。

しかし彼の立候補は、中道左派陣営にも波紋を拡げている。社会民主党のボゼッリは言葉を失うと言い、共産主義再建党のベルティノッティも驚きを隠せぬ様子だ。

ダンブロージョは検察を引退して3年が経過しており、今回の騒ぎは、ディ・ピエトロ(彼も検察から国会に転じた)と並んで Mani Pulite 作戦のシンボルだったダンブロージョの存在の大きさを示しているとも言えよう。

訂正:社会党のボゼッリと書いてしまいましたが、社会民主党のボゼッリと訂正します。

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