ベルルスコーニ、「自分より業績が多いのはナポレオンだけ」
ベルルスコーニ首相は、「自分より成し遂げたことが多いのは、ナポレオンのみだ」と主張した(コリエレ・デッラ・セーラ、2月11日)。
さらに首相は、「私のほうが、たしかに背が高い」こともつけえ加えた。首相は、背が低いことを気にしていると言われ、風刺画でもそこを誇張して描かれることが多い。
これは、テレビ番組収録の中で、ジャーナリストのエンリコ・メンターナを相手に語ったもの。
メンターナが総選挙で負けたらどうするかとの質問には、「考慮すべきでない仮定」だとしたうえで、「建設的な反対をするため、国会にとどまる」とした。
また、「中道左派が勝ったとしたら、本当のリーダーは(プローディではなくて)ダレーマになるだろう」との考えも示した。
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コメント
強気な発言ですね。「頑張っちゃってる感」を彼に見出しちゃうのは、わたしだけでしょうか。
投稿: azusa | 2006年2月19日 (日) 00時01分
そうですね。総選挙が4月上旬ということもあって、最近、テレビに出まくっているみたいです。
ただ出るだけじゃなくて、自分の力、能力を誇示したいんでしょうね。
世論調査では、野党に数ポイント、リードされているので、何とか差を縮めたいのでしょう。
まあ、ある意味では、イタリアの民放を全部手中に収めて首相をやっているというのは、好ましいことかどうかは別として、とてつもないことで、ヨーロッパの他の国では制度的に認められていないと思います。
投稿: panterino | 2006年2月19日 (日) 09時35分