リチェオへの進学率、増加する
イタリアの高校進学に関して、リチェオ(普通高校)に進学するものが増加し、工業高校や職業高校に進学する生徒が減少している(コリエレ・デッラ・セーラ、2月15日)。
イタリアの学校は、小学校5年、中学校3年、高校5年なので、日本の学校制度とぴったり一致するわけではない。
日本の普通科に相当するものとしては、一昔前には、リチェオ・クラシコ(古典すなわち文系高校)とリチェオ・シェンティフィコ(理系高校)があり、大学進学コースであった。
その後、リチェオ・リングイスティコ(語学高校)ができ、今のベルルスコーニ政権になって、さらに、liceo delle scienze umane (人文科学高校)、liceo artistico (美術高校)、liceo economico (経済高校)、liceo coreutico-musicale(舞踏・音楽高校)、liceo tecnologico (技術高校)と全部で8種類になった。
職業系は大きく二つある。Istituto tecnicoとIstituto professionaleである。Istituto tecnicoは理系職業学校とか工業専門学校とも訳されるが、工業高校なのである。ここを出て就職する生徒もいるし、大学に進学する生徒もいる。
Istituto professionaleはまさに職業学校で、ホテルの専門学校とか料理の専門学校などがある。なかには、フェラーリがもともと作り、今は国立となっている職業学校もある。プロの職業人を養成する学校である。
さて、1995/96年には、Istituto tecnicoに進学する者が40,3%だったのが、2000/01年には、37,5%となり、2005/06年は33,6%と下がっている。
Istituto professionale は1995/96年には21,9%だったのが、2000/01年には、26,5%と上昇し、2005/06年には、23,1%と下降した。
Liceoは1995/96年が34%、2000/01年も34%だったのが、2005/06年には39,4%に上昇したのである。
Liceoを卒業した生徒の92%は、大学に入学する。
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