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2006年2月22日 (水)

カルデローリ大臣のTシャツ

制度改革・分権大臣のロベルト・カルデローリは、2月15日放映のテレビ番組で、Yシャツのボタンをはずして、マホメットの戯画つきのTシャツを着ていることを誇示した(コリエレ・デッラ・セーラ、2月17日)。

カルデローリ大臣の行為は、アラブ社会にも反響を呼び、エジプトの新聞Al Ahramは「無礼で、受け入れがたい」とし、サウジアラビアの新聞Al Watanも強い調子で非難している。

ベルルスコーニやフィーニから自制を求められているが、大衆は自分と同じように考えているとして、カルデローリには反省の様子が見えない。

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コメント

それって小泉さんが皆の反対を押し切って靖国にお参りするのに似ていませんか?カルロデーリさんのそういう態度が、イタリア国民みんなの思いだと受け取られかねませんよね。国を代表する人には中立的な立場でいて欲しいと思います。

投稿: azusa | 2006年2月23日 (木) 00時23分

そうですね。彼らの共通点は、自分の信念にもとづいて行動するから、確信犯的に堂々としているのですが、その半面、自分と違う立場、自分の行動に反発を感じるかもしれない人々の立場を想像する力が、欠けている、不十分であるように見えることです。
見えると言ったのは、どうも政治家というのは、本当に考えることと、メディアに向けて発する言葉(パフォーマンス)が一致しているとは限らないからです。本音と建前が食い違っていることが多いといってもいいかもしれません。
小泉首相の場合も、彼個人の信条ゆえに頑なにああいう行動をとっているのだと僕には思えるのですが、もっと国際政治的なかけひきがあって、日本は中国・韓国と政治的連帯を強めたくない、そういった国際的責任を引き受けたくないので、わざと反発を招く行動をとっているのだといううがった見方をする人もいます。たとえば、http://www.tanakanews.com/f0301taiwan.htm
です。
首相や大臣であるだけに、個人的な頑固さである可能性と、実は計算づくのパフォーマンスであるという可能性と、両方ありえますね。
いずれにしても、国家間の友好関係にとっては問題ある行動ですし、たしかに首相や大臣は国を代表する存在なのだから、日本人やイタリア人はそう考えているんだ、という誤解を招きやすいですね。

投稿: panterino | 2006年2月23日 (木) 01時18分

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