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2006年2月 4日 (土)

信仰のない結婚

教皇ベネデット16世は、増加する結婚無効の申し立てに対し、信仰のない結婚を無効にするという新たな方策をとることになるようだ(コリエレ・デッラ・セーラ、1月29日)。

カトリックの場合、教会で結婚式を挙げると、原則として離婚できない。結婚が神に誓った秘蹟の一つであるからだ。そのため、事実上の離婚に相当するのは、もともとその結婚が何らかの事由で無効であったという訴えを教皇庁控訴院(Sacra Rota)に対して起こし、それが認められるということであった。

そういった結婚無効の訴えは、年々増加している。1995年には未解決の訴えが840件であったものが、1997年には、890件、2000年には1022件、2001年には1055件、2003年には1063件、2004年には1054件となっている。

2004年の1054件のうち、623件はイタリア国内のもので、299件はラツィオ州のものだという。

この累積し、増加する婚姻無効の訴えを解決する理論を、教皇は準備中とのこと。それは、去年の7月にヴァル・ダオスタで教区司祭が唱えた前例があるのだが、当事者たちは、教会で結婚したが、それは伝統にのっとってそうしたのであり、本当に信仰があったわけではなかった、その後、信仰に目覚め、秘蹟から疎外されていると感じるようになった、という理屈である。

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