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2006年2月 3日 (金)

イタリア人とイギリス人の昼食時間

イタリア人とイギリス人の昼食時間の調査が実施された。昼食は、どちらの場合も短時間になる傾向が顕著だ(コリエレ・デッラ・セーラ、1月28日)。

イギリスの場合、6ヶ月前の調査では、平均26分だったものが、今回の調査では19分46秒となり、どんどん短くなっている。

しかしイタリアでも、昼食の短時間化は、急速に進んでいる。15年前には、平均1時間53分であったものが、現在は約30分に過ぎない。短くなった理由は、調理時間が迅速化したり、仕事場に簡単な調理場を作る人が出てきたからという。

また、以前より多くのイタリア人が、仕事のため昼食を外で食べるようになっている(以前は、昼食のために家に帰る人が多かった)。約220万人が、恒常的にバールやリストランテで食事をしている。

昼食を外で食べる場合の内訳は、次の通り。(合計が100パーセントを越えるので、重複回答を認めていると思われる、以下の質問項目も同じ)。

バール: 29%

ピッツェリア(ピザ屋): 25%

リストランテ: 22%

トラットリア(家族経営の食堂ーなかにはトラットリアという名前で高級レストランもありますが): 19%

メンサ(学校や職場の食堂): 15%

何を食べるか、については次の通り。

コースで食べる: 38%

パニーノ(丸形パンのサンドイッチ):33%

パスタ: 20%

肉または魚と付け合わせ: 16%

サラダ: 12%

食事時の飲み物は次の通り。

ミネラル・ウォーター:78%

エスプレッソ: 23%

ワイン:     20%

ノン・アルコール飲料: 18%

ビール: 15%

また、1993年には、家での食事と外での食事に使う費用の比率は、74,2%対25,8%であったものが、現在は、69,1%対30,9%になっている。予想では、20年後には、50%対50%になっているだろうとのこと。

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コメント

30分でもコースを食べる根性がすごいです。わたしは昼にコース料理なんて考えたこともありません。あと、エスプレッソより水なんですね。ちょっとびっくりしました。イタリアは「スローフード」のイメージがありましたけれど、時代とともに変わるんですね。

投稿: azusa | 2006年2月 3日 (金) 23時29分

ええと、30分でコースを食べることができるのは、メンサ(大学や職場の食堂)みたいに、もう既に出来ている料理をセルフサービスで取っていくという形の場合でしょうね。
昼食の平均が30分なので、パニーニですます人は5分とか10分の人もいます。というわけで、コースで食べる人は普通は、1時間くらいかけると思います。
イタリアのリストランテで食べると、一皿目(パスタやスープ)の後、肉または魚が出てくるまで結構待たされますからね。
「スローフード」が特にイタリア北部で消え去りつつあるので、それまで当たり前だったことが、運動として名前をつけて、呼びかける必然性が生じてきたのかと思っています。
実は、食事だけでなく、生活全体のリズムにも関わっているし、あるいは仕事と私生活の優先順位の問題でもあるような気がします。

投稿: panterino | 2006年2月 4日 (土) 00時26分

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