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2006年1月 3日 (火)

Unipolとドイツ銀行の密約

証券取引委員会は、Unipolとドイツ銀行の間にBnlの株式買い占めに関し契約があることを明らかにし、株式公開買い付けの価格を2,70ユーロから、2,755ユーロに引き上げた(コリエレ・デッラ・セーラ、12月24日)。

証券取引委員会によるこの一株当たりの引き上げは、それ自体としては、50億ユーロに上る取引に対し、800万ユーロ増加に過ぎないが、ドイツ銀行がイタリアの証券取引委員会(CONSOB)から指図を受けるのはこれまでなかったことだ。

ドイツ銀行とUnipolは、Unipolが仕掛ける株式公開買い付けにドイツ銀行は介入しない、他の競争相手によるものにも介入しないという契約を結んでいたらしい。

証券取引委員会は、国際的な照合を行って、Bnl株式をドイツ銀行が取得したときには、2,755ユーロで取得していることを突き止め、Unipolにもその条件で株式公開買い付けをしなさいと命じたことになる。これは、《best practice rule》を適応したものと証券取引委員会では説明している。

証券取引委員会は、こうして5ヶ月前に始った取り調べを終える。新たな買い付け価格およびドイツ銀行との合意事項は、Unipol側が作成中の補足事項に加えられる。

Unipolは手続きとして、イタリア中央銀行の認可を待つわけだが、イタリア中央銀行の新総裁にとっては、これが最初の注目を集める案件となるだろう。

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