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2006年1月22日 (日)

教皇の回勅

教皇ベネデット16世が発する回勅の内容の一部が明らかになってきた。信仰なき愛は、商品に堕するという警告を含んだものであるようだ。全文は近日中に発表される模様(コリエレ・デッラ・セーラ、1月17日)。

回勅は、教皇が全世界の司教に向かって発する手紙であるが、現教皇にとっては最初の回勅となる。40頁ほどの比較的短いもので、原語はドイツ語である。

この中で、教皇は、聖ヨハネの手紙、「親しきものたちよ、もし神が私たちを愛するなら、われらも互いに愛し合わねばならない・・・神は愛である、愛のなかにある者は、神の中におり、神がその者のなかに宿っている」を引用している。

愛にもいろいろあるわけだが、その区別が囲み記事にある。エロスは、愛に関する異教のコンセプトであり、アガペは、信仰に基づいた愛である。この区別は古代ギリシアから来ているのだっが、古代ギリシアにはいくつかの愛の形の区別があった。

philia というのは、友人間の愛。eros は性的愛。agape  は無条件の愛で、しばしば宗教的な意味合いをもつ。福音書で使われているのがアガペなのも、偶然ではないわけだ。

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