コンソルテと左翼民主(党)
Unipol(保険会社)のコンソルテが、左翼民主(党)の経理部長ウーゴ・スポゼッティと電話をしており、その内容が明らかにされた(コリエレ・デッラ・セーラ、12月28日)。
Unipol は協同組合が支配している保険会社であり、協同組合と左翼民主(党)は、関係が浅くない。
問題の電話は、2005年7月6日にコンソルテが、左翼民主(党)の経理責任者のウーゴ・スポゼッティにかけたもので、それが当局により盗聴されていた。内容は以下の通り。
コンソルテ「誰も、何も知らないんだ。いつものように君だけだ知っているのは。信頼してるのは君だけだから。彼らを説得したから、Unipolは取引をやれるだろう。これからファッシーノ(左翼民主の書記長)に電話をするが、細かいことは言わないよ・・・」
ウーゴ・スポゼッティは、元上院議員で、元経済相次官、58歳、マルケ州出身だが現在はヴィテルボに住んでいる。
スポゼッティは、この電話の内容自体は、何もやましいことはないのに、繰り返し報道されることは、左翼民主(党)のイメージを貶めようとする意図が見えるし、今回の事件の核心から目をそらせるものだ、として反発している。
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