検察の捜査、99年のテレコム株買収に遡る
アントンヴェネタ銀行およびBNLをめぐる株式買収の捜査を担当しているミラノ検事局は、1999年のテレコム株買収に遡って資本の動きを調べている(コリエレ・デッラ・セーラ、1月11日)。
1999年に、テレコムの株式買い占めは開始された。オリヴェッティのボスとしてロベルト・コラニンノは虎の子のオムニテルを売却しつつ、テレコム株の買収に打って出たのだった。その仲間にブレーシャの実業家たちがいて、そのリーダーが、エミリオ・ニュッティだったのだ。
彼らは、2001年にピレッリ・グループに売り抜けて、25億ユーロ(3500億円)の売却益をあげた。
このたび、ミラノ検事局は、エミリオ・ニュッティから、1999年に遡って、株式買い占めや資本の動きについて捜査している模様。
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