イタリア、喫煙者数が減少
シルキア法(公共での場所の禁煙をさだめた)から一年が経過し、喫煙者が50万人減少した(コリエレ・デッラ・セーラ、1月11日)。
喫煙者で、禁煙を試みた者は21,9%。さまざまな禁止にうながされて禁煙を決意したもの7%。タバコの売り上げは5,7%減少。心筋梗塞が最も多い4州(ラツィオ、カンパーニャ、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア、ピエモンテ)で、心筋梗塞が7%減少した。
イタリアの喫煙者は、1122万人。14歳以上の喫煙者の割合は、22,3%(男28,5%、女16,6%)。1980年には、喫煙者の割合は、34,9%だった。
ちなみに、喫煙をやめたのは、男性より女性が多かった。シルキア法導入から3ヶ月の時点で、女性喫煙者は、17,4%から15,8%に減少した。
また、一日の喫煙本数が20本以上の人も、男性喫煙者は44,7%であるのに対し、女性喫煙者は、24,7%である。
意外なのは、結構、地方差があることで、
北西部 22,9%
北東部 21,5%
中部 24,3%
南部 20,0%
島部 21,7%
となっている。
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コメント
イタリアでは、たばこの値段ってどのくらいなんですか?嫌煙家のわたしは、一箱1000円くらいにしてほしいものだと常々思っています。
投稿: azusa | 2006年1月17日 (火) 23時52分
実は、僕も、イタリアで一度もタバコを買ったことがないのですが、あるサイトによると、3,7ユーロ(約520円)だそうです。高いですね。
http://www.ewoman.co.jp/2005_money/world/report_06.html を参照しました。
投稿: panterino | 2006年1月18日 (水) 00時39分
イタリアを含む外国に行って感じるのは、喫煙者の階層性ですね。下層の人ほどタバコを吸う。タバコ会社もそのあたりのことは心得ているようで、「低学歴・低収入者こそがわれわれの商品のターゲットである」と考えているそうです。
「喫煙は個人の趣味・嗜好の問題ではなく,積極的に禁煙治療を行うべき疾患である」ということが常識になりつつある現在では、タバコを吸うことを積極的に擁護するのは難しくなる一方でしょう。
わたしも1箱千円、1本50円というのがタバコの適正な値段だと思います。それにしても先進諸国並みということをいつもうるさくいう政府が、どうしてタバコの値段を欧米並みにあげないのか不思議です。
投稿: Shibano | 2006年1月18日 (水) 15時19分
階層性というか学校歴との関連の部分、コリエレ・デッラ・セーラにも指摘があったのですが、自分で検閲して省略してしまいましたが、次の通りです。
男性の場合(喫煙率)
大学卒業者 20,9%
中学校卒業者 32,3%
女性の場合
大学卒業者 18,8%
中学校卒業者 24,5%
もっとも、ヴァレンティーノ・パルラートという一日60本吸い続ける確信犯のインタビューも省略しました。彼は、禁煙のせいで、人々がレストランで急いで食べるから、消化によくないという独自?の意見をもったジャーナリストです。
投稿: panterino | 2006年1月18日 (水) 21時32分
数字だけ見ると、喫煙者の場合、地方差よりも階層差のほうがおおきいようですね。おそらく同じような結果が、日本も含めて、他の国についてもあてはまるのではないかと思います。
タバコを吸っている人を見て「アタマ悪そ~」とか「貧しそ~」と感じる時代がもう始まっているのです。
投稿: Shibano | 2006年1月19日 (木) 06時37分