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2005年12月12日 (月)

クロアチア、イタリア人の不動産購入を禁止

クロアチアが、イタリア人の不動産購入を禁止し、イタリア政府はEUに抗議している(コリエレ・デッラ・セーラ、12月3日)。

ドイツ人やオーストリア人はO.K.だが、イタリア人は、家や不動産を買ってはいけない。クロアチアに「住んでいない」イタリア人はまったく駄目なのだ。ことは、クロアチア・イタリア政府間の問題となりつつある。さらにこの問題は、クロアチアのEU加盟を紛糾させることとなろう。

ローマの側では、クロアチア大統領スティエパン・メシッチおよびイボ・サナデル首相の立場を理解しがたいものと考えている。

最初は、イタリア側は、今年10月3日にクロアチアのEU加盟交渉が始れば、この問題は解消するだろうと考えていた。というのも、イタリア政府は、一貫して、クロアチアのEU加盟に賛成の立場をとってきたからだ。しかし事態はイタリアにとって改善していない。

このクロアチアの頑なな態度の背景には、ポーラやフィウメの帰属でイタリアともめたことがある。第二次大戦後、ポーラ、フィウメ、ザーラそしてトリエステ、ゴリツィアの一部がユーゴスラビアに帰属することに決まったとき、約35万人のイタリア人が、自らの家をすて、わずかな家財道具のみを持って、イタリア本土に送還されたという歴史的事件がある。1946年から47年にかけての出来事であった。

ただし、不動産市場の自由化は、クロアチアがEUに加盟するための5つの「重要必要条件」に入っている。

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