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2005年12月25日 (日)

中絶法の見直し

イタリアで中絶法の見直しが事実上始まった(コリエレ・デッラ・セーラ、12月15日)。

保健相のストラーチェは、「法律を修正する意図はない」と明言しているが、同時に、「1978年から2004年に400万件の中絶が行われており、その間生まれた子供は1450万人である。つまり、4人に1人、23%が中絶されたことになる。個人的には、おそるべき数字と考えている」とのこと。中絶に関する調査が始まることになる模様だ。

さらに、ストラーチェ大臣は、「中絶をする権利に異議申し立て」はしない、としている。中道左派は、この動きに反発を示し、左翼民主(党)の厚生福祉担当のリヴィア・トゥルコは、政府はイデオロギー的混乱を引き起こしていると非難している。

実際のデータを見てみよう。1978年から2003年にかけて、15歳から49歳の女性1000人あたりの中絶は、1979年から89年がやや高まりをみせたものの、1990年以降は、10人前後である。

国際的な比較では、15歳から44歳の女性1000人あたりのデータになるが以下の通り。

オランダ 6,5人

ドイツ   7,6人

フィンランド 10人

イタリア  11,4人

フランス  12,4人

イギリス  15,6人

ノルウェー 15,6人

スウェーデン 18,7人

アメリカ    22,9人

ハンガリー  34,7人

ブルガリア  51,3人

ロシア連邦  68,4人

ちなみに、日本の場合、統計が15歳から49歳の女性に対してであるが、2004年の統計で1000人あたり10,6である。

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