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2005年12月22日 (木)

ディ・カニオのローマ式敬礼

セリエAのリヴォルノ対ラツィオの試合で、ラツィオの選手パオロ・ディ・カニオがローマ式敬礼をしたことが問題となっている(コリエレ・デッラ・セーラ、12月12日、13日)。

ローマ式敬礼は、ナチスがやったように、右手を高くあげるものだが、ナチスやファシズムを想起させるものとして顰蹙をかっている。(詳しくはhttp://shibano.exblog.jpの12月21日および10月9日を参照してください)

ディ・カニオの場合、確信犯的であって、彼の左手には、DVXという入れ墨がある。DVX=DUX(ラテン語)=Duce(イタリア語)で、総帥すなわちムッソリーニのことである。彼の背中には、鷲(帝国のシンボル)の入れ墨がある。

彼は、「再犯」で、今年の1月6日にも、この仕草のため、1万ユーロ(約140万円)の罰金を支払っている。

しかし彼は今回も、「この敬礼をせずにはいられない。これは自分の民族への帰属を示すものだからだ」と主張している。

驚くべきことに、ディ・カニオがサッカーを引退した後には、政治家として担ぎ出すことを狙っている人もいるのだ。ラツィオ州の議長フランチェスコ・ストラーチェで、ストラーチェ自身は根っからのロマニスタ(ローマのファン)。政治に関心のない若者にも人気があるからというのだが・・・

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