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2005年12月17日 (土)

ジョヴァンニ・パオロ二世の列福に不同意の声

前教皇ジョヴァンニ・パオロ(ヨハネ・パオロ)2世の列福に不同意の声があがっている(コリエレ・デッラ・セーラ、12月6日)。

前教皇ヴォイティワは、晩年、大変な人気で、「すぐに聖人に」という声も沸き起こっていた。が、聖人(santo)になる前には、福者(beato)にならねばならないわけだが、その福者にすることに反対の声があがっている。

反対したのは、神学者、著作家の13人で、ジョヴァンニ・パオロ2世の業績の負の側面をも明らかにするように呼びかけている。彼らは過激な論者ではなく、前教皇の平和への呼びかけや、教会の過去のあやまちを認めた勇気などを肯定的に評価している。

だが、否定的要素として、解放神学の断罪、性規範が過去の伝統の継承にすぎなかったこと、Ior(アンブロージョ銀行をめぐり、不透明な資金の動きをしたヴァティカンの金融担当組織)の資金操作への寛容さなどをあげている。

否定的要素としてあげられているのは7つのポイントで、上にあげたものの他には、聖職者の独身についての見直しがなかったこと、女性司祭の可能性を閉ざしていたことなどがあげられている。

この文書に署名したのは、前サン・パオロ修道院長ジョヴァンニ・フランツォーニ、ジュリオ・ジラルディ他11名である。

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