教皇の赤い帽子
教皇ベネデット16世が赤い帽子をかぶった。これは14世紀から17世紀によく見られたカマウロというビロード製の帽子で、このところのローマの寒さから身を守るためのものだ(コリエレ・デッラ・セーラ、12月22日)。
先日は、ローマでも零下2度まで気温が下がった。この帽子を最後にかぶっていた教皇は、ジョヴァンニ23世(1958-1963)である。
ラファエッロ描くところのレオーネ(レオ)10世もこれを被っている。レオーネ13世も使用していたが、彼とジョヴァンニ23世の間では使用されなくなっていたようだ。
カマウロという帽子の名前は、ラテン語の《camaleucum》、ギリシア語の《kamelauchion》から来ており、ラクダの皮の帽子という意味だったそうだ。
現教皇の被っているものは、赤い地がヴェルヴェットで、白い縁取りがオコジョである。ヴァティカン筋によると、この帽子を復活させたことに、特別な意味はなく、防寒のためとのことである。
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