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2005年12月22日 (木)

EU、イタリア銀行を訴える

EU委員会は、イタリア銀行を訴える訴訟手続きに入った(コリエレ・デッラ・セーラ、12月13日)。

訴訟の対象となるのは2件あるが、内容は同様のものである。すなわち、イタリアの銀行を海外の銀行が買収しようとしたときに、イタリア銀行(中央銀行)が不透明な動きをした、あるいは、妨害ととられる動きを示したという疑いをもたれている。

具体的には、オランダのAbnAmro銀行がイタリアのAntonveneta銀行を買収しようとしたとき、および、Banco Bilbao y Vizcaya がイタリアのBnl を買収しようとしたときに妨害した疑いである。

EUの条約の56条に、「メンバー国間の資本移動に対するすべての規制を禁止する」とあるのに抵触していることになるわけだ。

こうしたEUの動きに対し、イタリア政府は、イタリア銀行の改革に乗り出した。これまで任期のなかった総裁の任期を5年にすること、決定をより集団的に下すことなどが考えられている。

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