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2005年12月 4日 (日)

ルイーニ枢機卿、PACSに再反論

プローディが提唱しているフランス風のPACS(連帯市民協約)の導入に対し、ルイーニ枢機卿があらためて反論した(コリエレ・デッラ・セーラ、11月27日)。

ルイーニ枢機卿は、CEI(Conferenza Episcopale Italiana イタリア司教協議会)の会長であり、マスコミへの登場も多く、ヴァティカンのスポークスマン的立場の人と言ってよいだろう。

彼は、ローマ・カトリック大学で催された会議で、Pacs(連帯市民協約)や近年の生命科学技術に触れて、「最近、結婚制度を、他の結びつきや同棲と同一視することによって、弱体化する傾向が広まっている。その結果、結婚が、人間の愛の本性の表現および保障と見なされず、慣習や容易に改変可能な約束と見なされるようになってきている」と述べた。

クローンや遺伝子研究に関しても、「人間の再生産を合法的に助けることを越えて、人間をモルモット化したり、クローン化への不安を誘う展開が開かれつつある」と警鐘を鳴らした。

これに対し、再建共産党のファウスト・ベルティノッティは、「これは教会が、世俗化に直面する困難を示している」とし、緑の党のパオロ・チェントは、クローンや遺伝子操作に関する警鐘を評価した。

(なお、明日12月5日から三日ほど仕事の関係で、ブログ更新が困難となります。あらかじめご了承ください。)

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