« クロアチア、イタリア人の不動産購入を禁止 | トップページ | エレナがクリスティアンになる »

2005年12月12日 (月)

イエスのいないプレゼピオ

ミラノの移民の多い小学校で、赤ん坊のイエスのいないプレゼピオが作られた(コリエレ・デッラ・セーラ、12月3日)。

プレゼピオは、クリスマス近くに、イエス、聖母マリア、ヨゼフをかたどった人形を飾るもので、日本で言えば、ひな人形のようなもの。大きさも大小様々である。ただし、飾り始めは、馬小屋に聖母とヨゼフがいるだけで、12月25日になってから、赤ん坊のイエスをそこに加えたり、1月になってから、東方の三博士の人形を加えるといった風に時間経過とともに、セットの構成が変わっていく点が、日本のひな人形とは異なる。

ミラノのカドルナ小学校は、ミラノの西部にあるが、約40%が外人で、四人に一人がイスラム教徒であるという。この学校でも、プレゼピオを作ったわけだが、ただし、赤ん坊のイエスの代わりに鳩を置き、彗星の代わりに平和の言葉を書いた。

こうした形で、統合教育を試みているのである。この小学校の先生ルイーザ・カヴァッラーリは、「まったく変ではありません。コーランの中に、イエスは何度も引用されているのです。われわれの課題は、われわれの伝統を、押しつけることなく、理解し、解釈するのを助けることなのです」と述べている。

|

« クロアチア、イタリア人の不動産購入を禁止 | トップページ | エレナがクリスティアンになる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/7590718

この記事へのトラックバック一覧です: イエスのいないプレゼピオ:

« クロアチア、イタリア人の不動産購入を禁止 | トップページ | エレナがクリスティアンになる »