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2005年12月23日 (金)

イタリア国民銀行のフィオラーニ逮捕

イタリア国民銀行(Banca Popolare Italiana、BPI)、もとのBanca Popolare di Lodi のナンバーワン、ジャンピエロ・フィオラーニが逮捕された(コリエレ・デッラ・セーラ、12月14日)。

逮捕されたのは、彼の他に4人。そのうち、2人は、同じ銀行の首脳でフィオラーニの協力者。80人が取り調べを受けている。

容疑は、アントンヴェネタ銀行の株式公開買い付けをめぐるもので、その情報を特定の顧客にだけながし、株価操作およびインサイダー・トライドをした疑いである。

この事件には、国レベルの政治家の名前もすでにあがっている。フォルツァ・イタリア党の上院議員で公共事業委員会の委員長ルイージ・グリッロとキリスト教民主同盟のイーヴォ・タロッリである。

また、フィオラーニは、イタリア中央銀行総裁のアントニオ・ファツィオと家族ぐるみで親しいつきあいをしていたことが、電話の盗聴によって明らかにされた。また、フィオラーニがファツィオの家族に、カルティエの時計、プラダのバッグ、シャンペンのドン・ペリニョンや宝飾品などをプレゼントしていたことも暴露された。しかしながら、これらはあからさまに評判を貶めるものではない、と記者は断っている。

ファツィオがフィオラーニに、アントンヴェネタ銀行の公開買い付け(OPA)を認めたことが、他の銀行との扱いにおいてフェアであったかどうかが問題となるであろう。

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