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2005年12月28日 (水)

フィオラーニ、自供する

アントンヴェネタ銀行に対する株式公開買い付け事件で逮捕されたジャンピエロ・フィオラーニは10時間の取り調べをうけ、政界・財界の関係者の名前を口にした(コリエレ・デッラ・セーラ、12月19日)。

フィオラーニは、4,5人の名前をあげ、その中には「地位の高い者」や「政治家」もいたとのこと。それだけではなく、1996年以来、この種の事件の背後にいて、「銀行のイタリア性を擁護する」戦略をとる「スポンサー」たちの名前をあげたらしい。その第一がイタリア中央銀行総裁のアントニオ・ファツィオであったわけだ。

何人かの「地位の高い者」の名前はまったく新たに登場した名前であるらしい。というわけで、捜査は新たな展開を見せ、誰がこの「保護の網の目」の頂点にいたのか、というところが問題になっている。

また、フィオラーニは、7000万ユーロをシンガポールなどに移したこと、イタリアや海外にどんな口座、会社、不動産ー総額約2億ユーロ(280億円)ーを所有しているかを検察官に語った。

これらは、銀行に損害を与えつつ、組織的な「横領」によって形成したものもあるが、合法的に獲得したものも含んでおり、彼の所有物のすべてだという。

またフィオラーニは、エミリオ・ニュッティとのビジネスと「UNIPOLの仲間」についても語ったが、それがBNL問題とどう関わったかは不明。

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