3年制大学の就職率
導入時には様々な議論のあった3年課程の学科の卒業生の就職状況の初の本格的調査がCilea(Consorzio Interuniversitario Lombardo per la Elaborazione Automatica)によって実施された(コリエレ・デッラ・セーラ、12月9日)。
3年生の学科の卒業生が本格的に誕生したのは、2004年からである。今回の調査は、ロンバルディア州の主な6大学およびピサ大学と同じくピサの Scuola Speriore Sant'Anna の3500人の卒業生を対象にしたもの。
これらの大学で、4年生課程を卒業したもののうち、卒業後18ヶ月後の時点で、就職したものは、87,3%、求職中のもの12,7%である。
一方、3年生課程を卒業したものは、卒業後18ヶ月後の時点で、就職したもの88,6%、求職中のもの11,4%である。わずかながら、こちらの方が就職状況は良い。
全体を見ると、保健衛生学科(3年制)を卒業したものの就職率が97,3%と、すこぶるよい。これは4年制の保健衛生学科の98,4%にほんの少し劣るのみである。
逆に、結果が振るわなかったのは、工学系(3年制)で、75,3%にとどまっている。4年制の工学系は92,6%なのでその差は大きい。理学系でも、3年制卒業生が、69,4%に対し、4年制卒業生が87,1%でやはり大きな隔たりがある。工学系、理学系は、3年の課程で卒業せずに、さらに2年(旧制度の修士に相当)を加えて、「専門化」(specializzaaione)し、5年で出る人も少なくないようだ。
また、大学での課程と職種との一貫性に関して、3年制卒業生の60,7%が満足しているのに対し、4年制卒業生は、46,4%しか満足していない。
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