留学は割に合わない?
ヨーロッパの留学制度にエラスムスという制度があるが、2004年の調査では、留学をした大学生と留学をしなかった大学生では、ほとんど就職率に差がないことが判明した(コリエレ・デッラ・セーラ、12月16日)。
この調査は、35大学の14万人の大学生を対象としたもの。留学経験者の54,7%が就職をし、留学をしなかったものの53,4%が就職をしているので、その差はわずか1,3ポイントである。
卒業後5年の時点で比較した場合も、留学経験者が88,7%なのに対し、未経験者は86,7%である。イタリアの場合、特に中小企業が、留学経験を積極的には評価しないらしい。
そのせいか、イタリアの大学生の留学経験者は、2001年の19%から、2001年の11,3%に減少している。もっともこれは、大学生全体の母数が増えているのと、2000年に3年卒業の学科を増やしたので、3年課程の場合、時間的余裕がわずかしかないので、留学の余裕がない、ということも原因となっているようだ。
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コメント
わたしたちの大学には西洋からの留学生が少ないように思います。イタリア人がいたら楽しそう。そして、いまさらですが就職に有利とかそういうのを抜きにして、留学してみてもよかったかなと思っています。このままではわたしは井の中の蛙ちゃんです。
投稿: azusa | 2005年12月27日 (火) 01時31分
そうですね。エラスムス計画というのは、EU諸国間の行き来(学生および教員の)なんですね。詳しくは、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/007/030101/2-7.htm
を参照してください。
僕も、イタリア人の留学生がいたらいいな、と思いますが、イタリア人の側からすると、日本の大学で何を学びたいか? が問題ですね。
日本の場合、明治時代以降、西欧をモデルとして国家形成してきましたから、欧米に留学することの意義はほぼ自明だったわけです。
これからはアジアに留学する学生も増えていくことでしょうね。
投稿: panterino | 2005年12月27日 (火) 12時33分