イタリア社会党の行方
イタリア社会党のリーダー、エンリーコ・ボゼッリの、コンコルダート見直し発言が波紋を呼んでいる(コリエレ・デッラ・セーラ、10月30日)。
イタリア社会党は、このところ、外相のデ・ミケーリスとボボ・クラクシの間に亀裂が入り、分裂状態であり、その行方が気になるところ。
現在の社会党は、与党である(だからデ・ミケーリスが外相をつとめているのだが)が、デ・ミケーリスは、来春に総選挙を控えた現時点で、ベルルスコーニとも、中道左派(L’Unioneという複数の政党があつまったグループ)とも組まないと述べている。
そこへ、今度はボゼッリがイタリア政府とヴァティカンの協約であるコンコルダートを見直すべきだと発言したが、L’Unioneのリーダー、プローディはわれわれの政治プログラムにそれはないし、入れられることもないだろう、と明言した。
最初のコンコルダートは、1929年にムッソリーニとピエトロ・ガスパッりの間で調印されたものだが、現在のコンコルダートは、1984年にベッティーノ・クラクシとアゴスティーノ・カサローリ枢機卿の間で調印されたものである。
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