太陽発電対原子力発電(1)
L’Unioneのリーダー、ロマノ・プローディがエネルギー政策としてソーラー・パネルを推進すると言ったのに対し、現政権の生産活動大臣スカヨーラは、原子力発電の再開を主張した(コリエレ・デッラ・セーラ、11月24日、26日)。
プローディは、イタリアの環境保護団体レーガンビエンテの大会で、来春の選挙で勝利した場合のエネルギー政策について語った。これ一つですべて解決という手段は無いが、様々な方策があると言う。
その中には風力発電(「ただし広い野原で」)、太陽エネルギー(「ドイツのレベルに追いつくことを目標に」)がある。
というわけで、プローディは原子力エネルギーに関しては可能性を否定した(「少なくとも20年間、安全性が確保されるまでは」)
プローディによると、イタリアは省エネ政策において、非常に遅れている。
プローディの言葉は、レーガンビエンテでは高く評価され、それを受けて、緑の党のリーダー、ペコラーロ・スカーニョは、「L’unioneは太陽エネルギーへと向かう」と宣言した。
ヨーロッパにおける太陽発電(光発電)は次の通り
ドイツ 398 百万ワット
オランダ 49
スペイン 27
イタリア 26
フランス 22
オーストリア 17
イギリス 5
スウェーデン 4
ちなみに世界では、
日本 365
アメリカ 96
オーストラリア 26
また、太陽熱利用の給湯器は、
ドイツ 580万リットル
ギリシア 280万リットル
オーストリア 250万リットル
フランス 67万リットル
イタリア 55万リットル
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