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2005年11月20日 (日)

家庭コンサルタント

家庭コンサルタントを創設した時の大臣ティーナ・アンセルミ女史が取材に応じた(コリエレ・デッラ・セーラ、11月15日)。

イタリアの百科事典を調べたところ、イタリアの公衆衛生の中に、地方レベルでは、Unita' sanitarie locali (USL)という保健所というか保健省の地方支部のようなものがあって、その中に、家庭コンサルタント(Consultori familiari)は位置づけられている。

家庭コンサルタントの役割は、家庭や母親を支持することにある。

より具体的には、母親、父親になる準備の心理的・社会的支援、カップルや家庭の問題への支援とある。

特に強調されているのは、妊娠状態にある女性の支援である。妊娠した女性の権利について、また地域で妊娠した女性がうけられるサービスについて情報を提供することがあり、その中に特別に必要な場合には、妊娠中絶につながる情報の提供もふくまれると位置づけられている。

これに関する法律は1978年に出来たとのことで、その時の大臣がティーナ・アンセルミである。アンセルミは、今日この法律の施行には、予算措置が不足していると述べている。

つまり、自治体に委託されているため、自治体によって、充実度にかなりのへだたりがあるようだ。しかし、もちろん予算だけではなくて、文化というか意識の問題でもあって、この制度をどう機能させてよいか理解が不十分な地域もままあるという。

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コメント

私の姉は保健婦です。彼女の仕事は家庭コンサルタントみたいなものです。「保健婦って何?」ってよく聞かれます。今までは説明するのが難しかったのですが、これからは「家庭コンサルタント!!」って言おうかな。

投稿: azusa | 2005年11月22日 (火) 15時07分

そうですか。なるほど、「保健婦」と訳したほうがよかったのかもしれませんね。
たしかに、看護師さんとくらべ、保健婦さんというのは、僕をふくめて一般の人には、イメージがくっきりとは浮かばないのかもしれない。
そういえば、子供の3ヶ月検診とか、6ヶ月検診で面接してもらったような気がします。

投稿: panterino | 2005年11月23日 (水) 10時08分

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