イタリア社会党の分裂
イタリア社会党の分裂は決定的なものとなったようだ(コリエレ・デッラ・セーラ、11月6日)。
ベッティーのクラクシの息子ボボ・クラクシと、元外相ジャンニ・デ・ミケーリスは、どちらも自分こそが、新イタリア社会党の書記長(segretario)であると主張している。
ことの始まりは、10月23日の党大会である。ボボはこの大会の最後に、書記長に選ばれたといい、一方、デ・ミケーリスは、代表の選出を欠いているため、この集会は正式な党大会としての要件を満たしていないと考えている。
イタリア社会党は、2001年の選挙では、ベルルスコーニとともに中道右派に入っていたのだが、ボボは、来春の選挙で、ベルルスコーニと袂をわかち、中道左派に加わる見込みである。
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