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2005年11月17日 (木)

プローディ、大連立にNO

来春に総選挙を控えたイタリアで、選挙後の大連立が論じられている(コリエレ・デッラ・セーラ、11月12日)。

財務大臣であるジュリオ・トレモンティは慎重に、UDC(キリスト教民主連合)の前党首マルコ・フォッリーニはより大胆に、選挙後の大連立を唱えている。これはドイツの政治状況に刺激を受けた発想といえよう。

これに対し、中道左派L’Unione のリーダー、プローディは、「イタリア政治では意味がない」と明確なNOを突きつけた。

さらに、「徐々に導入されてきた二大政治グループ制(bipolarismo)は、イタリア政治に安定をもたらした。ベルルスコーニもこれを5年間利用し、まずい統治ではあったが、誰も制度に異議はとなえなかった。今になって、選挙制度を(比例制に)変えることが、不安定さをもたらすことに気づいた人たちがいて、『選挙後に大連立をやろう』などと言っている。イタリア人をからかうのはやめてほしいですよ」とプローディ。

たしかに、イタリアでは二大政党制ではなくて、二大政党グループであって、中道右派も中道左派も、それぞれ複数の微妙に考え方の異なる政党から構成されており、けっして一枚岩とは言えない。

さらにその二大グループの大連立が出来るとしたら、国家がよほどの危機にさらされている場合ではないだろうか。

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コメント

どこの国も政治は面倒くさいんですね。同じチームに中にいろんな意見の人がいるのは大いに結構なことと思いますが、なかまわれしてしまっても困りますしねえ。

投稿: azusa | 2005年11月18日 (金) 00時20分

そうですね。
どうも権力というのは、ヘゲモニーというか主導権争いということが、核心にあるようですね。
サルやライオンにも、群れのボスの地位をめぐる争いがありますし、もしかしたら、DNAにそういう因子が組み込まれているのかも。

投稿: panterino | 2005年11月18日 (金) 08時55分

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