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2005年11月30日 (水)

太陽発電対原子力発電(2)

プローディの太陽発電推進の発言を受け、現政権の生産活動大臣スカヨーラが、原子力発電再開を唱えた(コリエレ・デッラ・セーラ、11月26日)。

プローディとスカヨーラの対立した意見の背後には、1987年の国民投票がある。前年のチェルノブイリ原発事故をうけこの時の投票で、イタリアは原子力発電を放棄したのだ。

スカヨーラは、カザッチャにあるENEA(ヨーロッパ原子力エネルギー庁)を視察し、実験段階の「核融合」施設を見学した。

スカヨーラによると、中道右派(POLO)の政策の中には、次期政権で、原子力発電の再開も選択肢として存在する。

スカヨーラは、フランスで計画中のいわゆる「第三世代原子炉」を視野に入れているもよう。この企画には、イタリアのENEL(イタリア電力公社)も加わっているのだ。

スカヨーラはプローディが推進しようとしている太陽エネルギーに対しては、「太陽発電では、イタリア中を発電パネルでおおっても、わが国が必要とする電力を保障できない」と皮肉たっぷり。

中道左派の環境担当エルメーテ・リアラッチは、太陽発電パネルの取り付けへの補助金に対しては、何千もの申し込みがあり、関心の高まりが見られたのに、実際に実施されたのは数百にすぎないと反論している。

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