ボローニャ歌劇場、開幕
ボローニャ歌劇場が11月18日開幕する(コリエレ・デッラ・セーラ、11月16日)。今シーズンは、2006年の5月24日まで。
演目は、『椿姫』、『アンドレア・シェニエ』、『セビリアの理髪師』、『トスカ』、『ナブッコ』といった定番のほか、『ウェスト・サイド・ストーリ』(これも有名なことは有名だがミュージカルをオペラ劇場で演じるわけだ)、『アルバのアスカーニオ』(モーツァルトだが、めったに上演されない)他となっている。
ちなみに、『ナブッコ』の演出がYOSHI OIDAとある。笈田ヨシというのは、ピーター・ブルックの劇団で活躍し、今は独立して映画に出たり(たとえば『ピーター・グリナウェイの枕草子』)、芝居の演出をしたりしている人です。
ボローニャ歌劇場は最近、興業面でも成功を収め、近年観客を15%増やしたという。
もともと1763年に創設され、1867年には、ヴェルディの『ドン・カルロ』初演(ただし、世界初演はフランスのパリ)、1871年にはヴァーグナーの『ローエングリン』のイタリア初演を果たした老舗かつ名門歌劇場である。
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