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2005年11月 7日 (月)

イタリアに民主党はできるか?

イタリアの中道左派は、一つにまとまるだろうか?来春の選挙を控えいくつかの動きがある(コリエレ・デッラ・セーラ、10月31日、11月2日)。

一つは、民主党創設論議である。中道左派が選挙で勝った場合、誰を首相にするかという予備選(primarie) が10月16日にあり、そこでプローディが大勝した。その直後に、マルゲリータのリーダー、フランチェスコ・ルテッリが民主党を創ろうと呼びかけたのだ。

かなり、唐突な感じはするが、それに対し、左翼民主党(DS)のピエロ・ファッシーノ書記長は、ウリーヴォは、社会党やケネディー主義者と一緒になれば、さらに強化されるだろうという、判りにくい返答をした。

ウリーヴォとは、もちろん、中道左派が1996年に総選挙で勝利したときのグループ名(そこに複数の政党が寄り集まっている)であり、現在は、l'unione という名前のグループとなっている。

ファッシーノの意図は僕には不明だし、もしかすると、わざといろんな解釈ができる謎めかした返答をしたのではないかとも思ったりするが、それをきっかけにコリエレ紙上ではいくつかの議論が展開されている。

たとえばフランスでは左派が一つにまとまる兆しはまったくないとのこと。

中道左派内では、しばしば紛争があるようだ。これは、中道右派も同じで、イタリアは1990年代に小選挙区中心となってからも、決して二大政党にはならなかった。

左派は民主党という形で、一つに結束するのだろうか?

もう一つの話題は、マルコ・パンネッラというRadicale(独立系)のリーダーがプローディとの共闘に向かっているということだ。党内の有名女性議員であるエンマ・ボニーノは外相をねらっているとの報道もある。

選挙は来年である。どうなることやら。

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