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2005年10月19日 (水)

枢機卿会議の話題

ヴァティカンで枢機卿会議(Sinodo)が行われている。

そこで、話題になっていることの一つとして聖体拝領の問題がある。(コリエレ・デラ・セーラ、10月12日)

聖体拝領とは、むろん、ミサのときにパン(というかウエハースのようなもの)を司祭から信者がもらうのであるが、現在のきまりだと、離婚して再婚したものは聖体拝領がうけられないのである。

それを不満に思う信者も少なくないであろう。枢機卿会議においての議論は神学論争であるから、そもそも聖体をどう考えるべきかということになる。

アンジェロ・スコーラというヴェネツィアの枢機卿によれば、聖体は神からの恵み(dono)で、それを受ける、受けられぬに関して変更の余地はない。

それに対し、 Julian Herranz枢機卿(スペイン人だそうだが、何と発音するのだろう)によると、聖体拝領は一つの権利(diritto)  であり、それに関するルールは変更が可能だということになる。

念のために付け加えると、Herranz枢機卿は、聖体拝領が 神の恵みであることを否定しているのではなく、dono であることと、diritto であることは、二つの異なるレベルで両立するのだとしている。

また、この聖体拝領の問題は、再婚した信者だけではなく、カトリック教会以外の教会に属するもの(intercomunione) の場合も同様に考えられる。

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